澄川分析センター

アスベスト調査が必要とされる理由

アスベスト(石綿)は熱や摩擦に強く安価であるため、戦後から2006年までに約1,000万トンが輸入され、多くが建築資材等に利用されていました。しかし、空気中に浮遊するアスベスト繊維を吸入すると肺がんや中皮腫などの重篤な疾患を引き起こすことがわかり、2006年からは労働安全衛生法施行令により、製造や使用が全面的に禁止になりました。
2006年以前に建てられた建築物にはアスベストが使用されている可能性があるため、解体・改修時には事前調査が義務付けられています。また、不動産取引時にも調査が必要であり、日常使用期間にも調査が推奨されています。


アスベストを含んだ建築物の解体工事は2030年ころにピークを迎えるといわれており、建築物の解体時に飛散するアスベストによる健康被害が大きく懸念されています。正しく調査が行われず、アスベスト除去工事が十分に行えないと、法律違反になるのはもちろん作業者などに健康被害をもたらし、社会的信用を失う危険性も高くなります。作業者を石綿ばく露から守り、建築物の解体を正しく行うためには、確かな調査・分析を行える高いレベルの調査者・分析者が必要なのです。

アスベスト分析の専用施設を開設しました

当社にも従来からアスベスト測定に関する相談が数多く寄せられており、2030年の解体ピークに向けてますます増えていくと予想されます。
そこで、特定建築物石綿含有建材調査者(国土交通省・厚生労働省・環境省)などの資格を持つ専門の技術職員がそろうアスベスト測定専門施設・澄川分析センターを、2020年5月に開設しました。書面調査に基づいた現地調査、およびアスベストを見逃さない分析調査を、ワンストップで行います。
解体する建築物の調査だけでなく、稼働している建築物の気中濃度調査も行っております。解体予定の施工業者様はもちろん、不安のあるオーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。

当センターの特徴

専門の技術職員が調査・分析

アスベストの「事前調査」は、厚生労働省の通達において、アスベスト調査者の資格と経験を持ち、的確な判断ができる者が行うとされています。
当センターの分析調査は書面調査、現地調査、定性・定量分析調査を含めすべてワンストップで、特定建築物石綿含有建材調査者(国土交通省・厚生労働省・環境省)などの資格を取得した専門の技術職員が行います。日本環境測定分析協会よりAランク認定された技術者も在籍しています。
資格者が数多く在籍しているため、スピード感をもって調査・分析を行えるのも特徴です。

各種JIS規格に対応

国際的に認められているISO法と同様のJIS1481-1による分析が可能です。
アスベストの有無について調べる定性分析や、アスベストの含有率を割り出す定量分析、空気中の繊維状粒子測定等、各種対応いたします。

調査・分析の方法

解体前の建築物の建材調査

書面調査

設計図書・ヒアリング

 

建築物・工作物の種別

 

使用建築材料・施工年・施工部位
特定建築物石綿含有建材調査者やアスベスト診断士によって、
設計図書の仕上表等から施工年や建材の種類を特定します。


書面調査でアスベスト含有不明の場合は、建材調査が必要です。書面調査の内容に基づいて調査が必要な検体数を割り出し、お見積を致します。(見積無料)

現地調査

現場での目視確認調査
各部屋ごとに調査を行い、設計図書との相違を確認し、
目視による診断を行います。

 

試料採取
分析調査に必要な検体を採取します。


現地調査も必ず特定建築物石綿含有建材調査者やアスベスト診断士の有資格者が、周囲にアスベストを漏洩させないよう安全に配慮した上で行います。

分析調査

X線回折分析法による定性・定量分析
(JIS 1481-2,3を用いた分析)

 

顕微鏡による定性分析
(JIS 1481-1を用いた分析)

 

光学的特性によりアスベスト含有の有無の判定

アスベストの吸入を防ぐように設計された機器で、
試料の前処理(研削、加熱、粉砕)を行い、一次分析試料の調製を行います。
高性能の偏光顕微鏡および位相差・分散顕微鏡による定性分析を行います。
X線回折分析法による定性・定量分析です。
分析試料にX線を当てることにより、アスベストの含有量を調べることができます。
使用中の建築物の調査

気中濃度調査

稼働中の建築物でもアスベストが漏洩している場合があり、利用者がばく露しないよう、空気中のアスベスト濃度を定期的に調査することが理想的です。
建築物の解体工事中の漏洩監視も行っています。

現地調査者・分析技術者

角田 憲昭
特定建築物石綿含有建材調査者
NADA登録アスベスト診断士
石綿作業主任者
石綿分析技術評価事業Aランク認定分析者
中畑 宏司
環境計量士(濃度)
特定建築物石綿含有建材調査者
作業環境測定士
石綿分析技術評価事業Aランク認定分析者
高橋 龍之進
環境計量士(濃度・騒音振動)
特定建築物石綿含有建材調査者
NADA登録アスベスト診断士
石綿分析技術評価事業Aランク認定分析者
本間 大理
建築物石綿含有建材調査者
NADA登録アスベスト診断士
石綿作業主任者
石綿分析技術評価事業Bランク認定分析者
吉田 英明
環境計量士(濃度)
NADA登録アスベスト診断士
石綿作業主任者
市村 拓生
石綿作業主任者
藤本 鮎美
石綿作業主任者

分析機械

偏光顕微鏡

鉱物の複屈折を利用してアスベストの有無を判別することができる、光学性能、操作性、安定性に優れた高性能顕微鏡を使用しています。
技量の高い技術者が操作することにより、分析精度も高まります。

X線回折装置

必要に応じて多様なシステムを構築でき、微小・微量の測定にも対応できるX線回折装置です。

業務実績

市営住宅もみじ台団地ほか6団地アスベスト成分分析調査業務(発注者 : 札幌市)
令和元年度札幌法務局南出張所、同北出張所、同白石出張所、同江別出張所(庁舎)、
同江別出張所(宿舎)及び同恵庭出張所煙突内断熱材アスベスト調査業務(発注者:札幌市)
三笠市アスベスト気中濃度測定業務(発注者 : 三笠市)
・・・ 等 多数の官公庁業務実績有り

お問合せは

株式会社環境リサーチ 澄川分析センター
〒005-0006 北海道札幌市南区澄川6条10丁目1-38
TEL : 011-205-0152  FAX : 011-205-0153
営業担当 角田(つのだ)  TEL:090-3468-5998(直通)