石綿含有建材の講習会を実施しました
昨年の11月10日に札幌市教育委員会様の依頼により、
石綿含有建材の講習会を澄川分析センターにて実施いたしました。
(コロナ対策としてマスク着用、入出時の手指の消毒、換気は万全に行っております。)
講習会は、前半は座学講習、後半は分析見学の2部構成で行いました。
座学講習では、石綿含有建築材料の分類をはじめ、JIS A 1481-1とJIS A 1481-2の違いや、
分析報告書のポイント、また外壁での石綿含有分析調査が必要な層について、
プレゼンテーションのスライドを用いて、ご説明させていただきました。
分析見学では、澄川分析センターの1階にある分析室に移動し、
実際に、偏光顕微鏡を用いた定性分析の流れや、X線回折の機械を見学しました。
講習会全般を通して、活発に質疑応答が行われました。
講習会終了後に札幌市教育委員会様より、
「座学や分析手順の説明など、石綿分析調査がどう行われているかよくわかり、
企画してよかった。講師をお引き受けいただき感謝いたします。」
とお褒めの言葉をいただきました!
弊社としても様々な意見や質問をいただき大変勉強になりました。
また、今後の課題を見つける良いきっかけとさせていただきました。